介護者の方へ ホリデー時季を認知症の方と楽しむために(3)

 

ケアホームへの訪問

ケアホームで暮らす家族を訪問するのは、多くの方にとって困難です。まず訪問に対して柔軟にかまえましょう。訪問は、本人が認知症になる前の出来事を思い出させ、悲しいこともあります。そんな時はあなた自身にも優しくしましょう。支えてくれる友人に同行してもらったり、帰りに自分のために何かを計画するのもいいでしょう。

訪問の際は、認知症の方の五感を刺激するものを持参しましょう。例えばおやつ、生花、音楽、写真、新聞記事も会話を引き出すのに有効です。あなたが訪問する方は、自分から話題やアクティビティを提供しないことがほとんどです。認知症の方の能力の変化に合わせて、コミュニケーションの方法を調整できるように、心の準備をしましょう。やさしくハグしたり、手や首をマッサージ、手を繋ぐことで、会話を補ったり、コミュニケーションの代わりとなります。一緒に楽しい時を過ごしましょう。

あなた自身がホリデーシーズンを楽しみ、また無理のない範囲であなたが介護する方も楽しめるよう手助けすることが、この時季ストレスを軽減する鍵です。もちろん「言うは易し、行うは難し」ですが。

皆様がこのホリデーシーズン楽しい時を過ごされますよう、日系シニアズ・ヘルスケア住宅協会一同お祈り申し上げます。

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参照

  • Alzheimer’s Society of BC. (2010). In Touch: Special Publication.
  • Alzheimer’s Australia NSW. (2009). Christmas With a Loved One Living with Dementia.

執筆:トム・寺西

和訳:小池ともこ

この記事は月報2012年12月号および2015年12月号より抜粋されたものです。

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