人物紹介 岩佐たつみ氏(日系ホーム最年長者)

岩佐氏ご本人は「ごく普通の人生だった」と言われますが、実際は今年10月24日105歳という日系ホームの住人の中で最年長の、超普通の人生を送られてきた方で、2011年に約6000人と発表された100歳以上の人口のカテゴリーに区分されます。100歳以上の人口は2006年の国勢調査によると4635人でしたが近年その数は増えております。2011年の調査によると100歳以上の人口はBC州が875人、カナダで3番目に高い人数で、1番目はオンタリオ州の2030人、次いでケベック州が1345人です。

岩佐氏は1909年にバンクーバー島のカンバーランドで生まれました。世紀の変り目に日本から来られたご両親のカンバーランド生まれの8人の子供たちの4番目の子で生存する日系2世の最長老です。

彼は兄弟姉妹と共にカンバーランドで学校に通いました。彼はハイスクールを卒業、UBCに1年通いましたが、学業は自分に不向きと判断の上カンバーランドに戻りました。1942年、岩佐氏と奥さん、ご両親はミントーブリッジリバー地域に拘束されました。彼の兄弟たちはその頃東部のオンタリオかケベックに行きました。岩佐氏は製材所で働き、1949年日本人が旧居住地区に戻ることが許され、彼と奥さん、ご両親はBC集のデバインに引越しやはり製材所で働きました。そこは戦時中働いていたミントーブリッジリバーの製材所と同じオーナーが経営してました。1964年、夫人とバンクーバーへ越しました。ご両親はデバインにて永眠されました。

バンクーバーで岩佐氏は日本の食料品卸会社で働きました。会社は日本食品をカナダで多くの小売商店に配達していました。彼はこの会社を75歳で退職し、夫人と共にイーストバンクーバーに住みました。1994年に夫人は永眠されました。2005年、岩佐氏は新さくら荘に移り、2011年に日系ホームに移られました。

岩佐氏は現在日系ホームで快適に過ごしてるそうです。朝食、夕食はホームで提供され、昼食は自分で準備します。二人の甥ごさんが頻繁にホームを訪れ一緒に外出されたりします。岩佐氏は元来健康に恵まれおり、現在はアパート内では杖を、長距離ではウォーカーを使用されてますが、難聴のため補聴器を、そして小さな活字のために老眼鏡をかけます。健康で長寿の秘訣はストレスをなるべく少なく、そして逆境を素直に受け入れて対処することだそうです。

岩佐氏がいつまでも健康で、これからも何度も誕生日を重ねて行かれることを願っております。

岩佐氏の他3名の方が100歳以上で日系ホームに住んでいらっしゃいます。彼らこそ日系ヘルスケアと住宅協会のモットー「健康で長生き」そのものと言えるでしょう。

文:トム・寺西

和訳:小池ともこ

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